今日はサンダルをオーダー頂いていたお客様が工房にいらして、
朝から足合わせ＆納品でした。
今回のサンダルは、始めは足形の補正だけのつもりでオーダーを取っていたのですが、
お客様それぞれのドラフト（足を測定した足形や数値の情報）を見ていたら、
木型から削るしかないと思い、結局全てフルオーダー状態に。。。
今日のお客様は、木型を削っていても不安になるほど細く細く、、、
薄く薄く、、、そして所々大きなタコがあり、局部的なでっぱりもあり。
足質も柔らかめなので絞りも強めにし、ストラップの位置もタコにあわせて少しずらし、
パターンの角度も大幅に変更。
サンプルより見るからにタイトな現物が出来上がり、
そういう足なんだから、と自分に説明してみても、
実際に履いて頂くまでは、、、、、と
朝はドキドキが止まらず！！！助けて神様！の気分。
ジェーンバーキンのような細い体にタンクトップ姿で颯爽と現れたお客様は、
とても明るくエネルギッシュな雰囲気で
お会いしたとたんに一気に緊張の糸がほぐれました。
足合わせは、少しタイトな感じ，＝コルクが沈んできたらちょうどいい感じ？！
タコにもあたる事がなく、「気持ちいいです。」とおっしゃって頂き、
他の靴もいくつか試着して頂いて少し遊んで頂きました。
その後、午後の作業のはかどること！
珍しく、予定以上に進んでしまった。。。。
やっぱり人間、怖くても進むのみ！なんだな、としみじみしてしまいました。
週末に同じくサンダルの足合わせをして頂くお客様の足は、
今日と対称的に、かなり木型に革を盛って、盛って、、、しかし踏まずは深い！
これまたドキドキですが、一つ一つ、しか進めないのですね、
神様お願いします！
この子は展示会でも見守っていてくれた、神様なんだった。。。
毛がふさふさした、裏にチャックがついた神様。
今日もありがとう！
