大体毎年年始には
"今年はもう少しブログを書くか"
と言いつつ、教室内のお知らせ以外は殆ど書かないまま、またたく間に月日が経ちますので。
今年は、ブログを始めてみようかと閃きました!!
いつまで続くか分かりませんが、
靴を作る生活の奥の、靴とは関係ない(かもしれかい)話になりそうで、一体皆さまにいかほどの興味を持って頂けるか全くもって未知ですが、、、
ひとまず書きたい、だったら書くぞ、
よーしスタート!レッツゴー‼️
という訳で、今年ももはや2月ですね。
コロナに翻弄されながらも丸2年が過ぎましたが、その間に分かった事と言えば。
日々の文化活動は全くもって不要不急のものではなく、如何に、
私という人間の尊厳に関わる重要な生きる糧であるか。
と言う事実。
今年はそのことを肝に銘じ、見たいものはちゃんと見に行く。って事で、
まずは、岩波ホール、行って来ました。
(コロナの影響で7月に閉館っ😭)
始まったばかりのジョージア映画祭。
目当ては"ピロスマニ"。
ピカソに、
「グルジアには私の絵は必要ない。
何故ならピロスマニがいるからだ。」
と言わしめたこの画家の生涯を、まさに絵画的な映像で堪能する幸せ。。。
ロシアの隣。
ワインも有名だし、好きなピアニストもいる。訳の分からない不思議な映画も沢山、民族衣装も素敵、独特な音階の民族音楽、、、、
と、文化的な奥深さに魅了される憧れの地、
あーッ!いつか行きたい。。。
ピロスマニと共に、グルジアを彷徨った90分。
暗闇から這い出た私は、
そのまま神保町の街を這い回り、
ハイエナのように古本屋を徘徊し、
気づいたらこれを手にしていた。。。
Cuir de Russie
memoire du tan.
ロシアンカーフ‼️
沈没した船に積まれたまま海底に沈んだ、幻の革。。。
失われた技法故に伝説となったロシアンカーフ、、、。
海水漬けになった、伝説のトナカイ。。。
この表紙の存在感に惹きつけられ、
気づいたらレジの前に立ち、
「カードで。」と口が勝手に動いていた。
で、
コレは一体。。。❓❓
ロシアンカーフを海底から引き上げ、笑顔の潜水夫。
そして何故か、執拗に繰り返される、
シャケ、、、
いや、
シャネル の香水。
cuir de Russie。
つまり、ロシアの革 と言う名の香水。
どんな香水かと調べましたら、
「白樺の樹皮、タバコを思わせる、女性のためのレザーの香り。」
とある。
、、、?❓⁉️
タバコと革の匂いの染みついた女。。。⁉️
それが、
シャケ、
いや、
シャネル的女性像なのか。。。
だが少なくとも今の私には、
もはや多少の革の匂いは染みついているはず。このままいけば、将来シャケル的女になる素質が充分にあるのかもしれない。。。
そんな事を思った、古本との出会い、
withピロスマニピクニック@神保町
でした。
ロシアンカーフについては、
また次回。
め
キサキシューズ