ようやく新作のサンプルを作り始めています。
初個展後、オーダー分の製作、ワークショップイベント、引っ越し、と、
考える間もなく目の前にある優先課題をこなしていましたが、
ようやくやるべきことの中に、やりたいことを入れて動き始めた感じです。
履き口の深い靴はレディースではなかなか理解されづらく、
どうしても世間ではパンプスが主流になってしまいます。
私も同じ女性として、パンプスのスタイルが服に合わせやすかったり
足が細くみえたり、オトメゴコロとして必要なのはとてもよく分かるのですが、
木型から作る靴の履き心地知ってもらうには、
やはり甲まで押さえが効くデザインでないと、その効果のほども半減してしまい、
せっかくのオーダーメイドの大事な部分が伝わらないと思っています。
もちろん、パンプスだって、既成靴とは全く違います。
そもそもインソールの時点で作りが変わってきますので、
ただ上に乗ってるデザインの話だけではないのですが。。。
でも、やはり。
１足目は特に、足の形状全体を把握する為にも、
甲まで押さえの効くデザインをおすすめしております。
甲をしかり押さえながらも、メンズの紐靴の雰囲気をなるべく出さず、
なおかつヒールも、安定感がありながら女性的なラインで、
オーダーメイドならではのふまずの形状もきれいに出るような靴、
という訳で、
秋の新作１足目。
後ろ姿はこんな風に。
見返り美人、、、、かどうか、
ちょっと気をもたせつつ、
本日は失礼いたします。。。。（笑）
